今日の聖書箇所・列王記第一17章

2012年01月28日

「神の人よ。
 あなたはいったい私にどうしようとなさるのですか。
 あなたは私の罪を思い知らせ、
 私の息子を死なせるために来られたのですか。」
 列一17:18

 神はツァレファテのやもめ女の所にエリヤを遣わされました。
 アハブの迫害から逃れさせるためでした。
 アハブの罪は、神の怒りを受け、数年の間、雨も降らない
 患難があることを預言したエリヤに危険が迫っていたからです。
 神の人エリヤによって、貧しいツァレファテのやもめ女の家は、
 油が尽きることのない奇蹟によって生かされましたが、
 思いがけない悲しい事件が起こりました。
 ひとり子である息子が重い病によって息が絶えたのです。
 母親はエリヤに向って叫んでいます。
 「あなたはいったい私にどうしようとなさるのですか。
 あなたは私の罪を思い知らせ、
 私の息子を死なせるために来られたのですか」と。
 この母親の不幸はエリヤによってあるように言いました。
 しかし、罪は本人が忘れてしまったとしても、
 なくなることはありません。
 その罪は必ず犯した者を死に至らせるのです。
 エリヤが来ても、来なくても、女はいつか死すべき者であり、
 罪の恐ろしさを体験しなければならなかったのです。
 子の死によって罪を思い出し、悔いて救いを求める
 尊い機会を与えてくださった愛を恨むことは愚かなことです。
 神のみ子の死によって、私たちの罪はあばかれました。
 しかし、み子の死によって悔い、救いを求める機会を得ました。
 そしてみ子の復活によって、罪赦されて、
 共に生きる喜びの恵みをいただきました。
 主よ、ヨハネ6:41~59 のみことばを思いつつ感謝いたします。

「わたしを遣わした方のみこころは、
 わたしに与えてくださったすべての者を、
 わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを
 終わりの日によみがえらせることです。」
 ヨハネ6:39

「愛の泉」第11号 1986年11月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一16章

2012年01月26日

「わたしはあなたをちりから引き上げ、
 わたしの民イスラエルの君主としたが、
 あなたはヤブロアムの道に歩み、
 わたしの民イスラエルに罪を犯させ、
 その罪によってわたしの怒りを引き起こした。」
 列一16:2

 「ヤブロアムの道」という言葉は、十六章に五回くりかえされています。
 「主の怒りを引き起こした」という言葉も五回くりかえされています。
 そしてバシャ、エラ、ジムリ、オムリなどのイスラエルの王は、
 共に神に背き、イスラエルを滅亡に追いやっています。
 オムリの子アハブはさらに悪く、
 歴代の王の中で、もっとも多くの罪を犯しました。
 先代の悪行との不幸な結果を見ているはずでありますのに、
 なおその悪行を続けている姿を通して悟ることに
 あまりにも、にぶい、愚かな人間の姿を見せつけられます。
 しかし罪深く、愚かなイスラエルの王だけでなく、
 今日に生きている私たちも、同じ過ちをくりかえしているのです。
 人間本位の世界、その文明が悪循環を続けて、
 滅亡を目の前にした時代に至ってしまいました。
 神に背を向けた人類の歩みがいかに多くの罪を犯したかを、
 それによって人間の歴史は捿惨な悲劇をくりかえしてきたのに
 悟ることににぶく、主に立ち返ることをしないのです。
 主よ、今日までの歴史を通して、
 私たちに与えられている使命を悟ることができますように。
 たとえ先代の人々が過ったとしても、今日に生きる私たちが、
 主の道に立ち返って、後代の人々をいのちの道、
 平和と恵みの歴史に生かすことができますように。
 第二ペテロ3:1~13 にある神の怒りから、
 子孫を救う祖先となりますように、切に祈ります。

「私たちは、神の約束に従って、正義の住む
 新しい天と新しい地を待ち望んでいます。」 
第二ペテロ3:13

「愛の泉」第11号 1986年11月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一15章

2012年01月24日

「レハベアムとヤブロアムとの間には、
 一生の間、争いがあった。」
 列一15:6

 なんと不幸なことでしょうか。
 ふたりは同じくダビデの血筋に生まれました。
 それが一生の間、争いがあったとは・・・。
 このことで悲しい事実を教えられます。
 彼らには肉親であったゆえに、
 他人よりもっと激しい憎しみがあったことを。
 愛し合うことのできない肉親は、最も恐ろしい敵となることを。
 そして肉だけのつながりの空しさを教えられるのです。
 実にユダヤとイスラエルの悲劇は
 異邦人によってではありませんでした。
 神との尊い関係が断絶したあと、肉親同士が敵となり、
 悽絶な戦いを続け、共に滅びたのです。
 同じく人間の悲劇も他の被造物によるのではなく、
 人間同士の争いが、人間を滅亡に至らせているのです。
 神のかたちに同じく似せて造られた人間、
 同じ血筋に基をおいている人間の世界に争いが絶えないのです。
 キリストによって同じ血筋とされた教会が、このことを忘れた時、
 教会同士の壁は、異邦人との間より厚く、高く、
 冷たい断絶をもたらすのです。
 決して忘れてはならない事実は、
 人間はみな、神に源をおいた血筋。この事実を忘れないように、
 常に血筋に対しての熱い愛がありますように。
 私たちクリスチャンに常に、第一コリント6:1~5 の
 祈りがありますように。
 
「愛は寛容であり、愛は親切です。
 また人をねたみません。
 愛は自慢せず、高慢になりません。」
第一コリント13:4

「愛の泉」第11号 1986年11月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一14章

2012年01月21日

「お入りなさい。ヤロブアムの奥さん。
 なぜ、ほかの女のようなふりをしているのですか。」
列一14:6

 ヤロブアムは妻を変装させて預言者アヒヤの所に行かせました。
 重い病にかかった息子のいのちを案じて、
 その安否を知りたかったからでした。
 しかし、安否を知ったとて、何のためになりましょう。
 大事なことはその子の病を癒し、いのちの危機から救うことです。
 そのためには、神の前に駆けつけ、ひれ伏して
 救いを求める以外に道はないのです。
 ありのままの弱さと悲しみを、神に委ねて
 助けを求めなければなりませんのに、妻を変装させ、
 神のみことばを求めに行かせた愚かなことをしました。
 またこの章の後半は、ユダの王レハベアムが
 不信仰による様々な悪行を行い、その罪のために、
 エジプトの王に襲われて、父ソロモンの財宝を失い、
 金の盾もすべて奪われてしまいました。
 彼は青銅を金の代わりに使って、盾を作っています。
 同じ色に見えても青銅は金のようではありません。
 すぐに変質して黒ずんでしまいます。
 おお、主よ。この二つの出来事を通して、尊い教えを学びます。
 私たちの生活が、裏も表も同じく真実でありますように。
 また光の子のように見えても、その内なる者は、
 すぐに変質する青銅のような者となりませんように。
 純金のように変わりない真実なる信仰の者となりますように。
 第一ペテロ1:13~25 を思いつつ祈ります。

「ご承知のように、あなたがたが父祖伝来の
 むなしい生き方から贖い出されたのは、
 銀や金のような朽ちる物にはよらず、
 傷もなく汚れもない小羊のようなキリストの、
 尊い血によったのです。」
 第一ペテロ1:18~19

「愛の泉」第11号 1986年11月発行
  

今日の聖書箇所・列王記第一13章

2012年01月18日

「私もあなたと同じく預言者です。
 御使いが主の命令を受けて、
 私に『その人をあなたの家に連れ帰り、
 パンを食べさせ、水を飲ませよ』と言って命じました。」
 列一13:18

 かたく信仰の貞節を守り通した人であっても、
 油断すると恐ろしい落とし穴に落とされることを教えられます。
 人の言葉に決してゆるがない神の人を、
 悪魔は神の名を用いて誘惑し、失墜させるのです。
 ユダから遣わされた神の人は、
 人の言葉に惑わされることはありませんでしたが、
 ベテルの年老いた預言者が主の名を用いたとき欺かれてしまいました。
 主よ、サタンは巧みに主の名を用いて
 私たちを失墜させようとすることを
 常に忘れることがないように、導いてください。
 そして私たちは、ベテルの年老いた預言者のように、主の名を用いて、
 神の人をつまずかせることがどんなに多いことでしょうか。
 そして、神のように心痛い悔いを、
 取り返しのつかない罪を犯しやすいのであります。
 主よ、神のみことばを右にも左にもまげず、
 最後まで行うものとなりますように。
 またそのように、伝える者となりますように。
 マタイ4:1~11 を思いつつ祈ります。

 イエスは言われた。「引き下がれ、サタン。
 『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ』と、
  書いてある。」
 マタイ4:10

「愛の泉」第10号 1986年10月発行
   

今日の聖書箇所・列王記第一12章

2012年01月17日

「しかし、彼はこの長老たちの与えた助言を退け、
 彼とともに育ち、彼に仕えている若者たちに相談して、
 彼らに言った。」 
列一12:8

 ソロモンの子レハベアムは愚かにも長い歳月を父に仕え、
 ソロモン王国の繁栄を支えてきた老人たちを無視して
 若者の言葉を受け入れました。
 ソロモンの建設事業のため、
 強制的に重労働を強いられてきた民は、
 レハベアムにあわれみを乞いました。
 若者たちは、民の願いを無視して 
 なお重い重労働を課すようにとレハベアムに言い、
 老人たちが民にあわれみを施すようにとの助言に反対しました。
 このことによって、イスラエルは分裂し、
 北の十部族は偶像を崇拝する民となりました。
 レハベアムの愚かな行為が恐ろしい結果となりました。
 主よ、私たちもレハベアムのように
 これから私たちが体験しなければならないことを
 さきに心得ている老人たちの言葉を無視することのなように
 へりくだった心をください。
 第一ペテロ5:5 のみことばに従う心を若者に与えてください。

「若い人たちよ。長老たちに従いなさい。
 みな互いに謙遜を身につけなさい。
 神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に
 恵みを与えられるからです。」
 第一ペテロ5:5

「愛の泉」第10号 1986年10月発行
 

  

今日の聖書箇所・列王記第一11章

2012年01月16日

「それなのに、
 ソロモンは彼女たちを愛して、離れなかった。」 
列一11:2

 とうとうソロモン王国に禍が黒雲のように襲ってきました。
 神のみことばに従うことをせず、肉欲と快楽に溺れ、
 主から心を転じ、異邦の神々を拝みはじめた
 ソロモンの不信仰と不真実な生活によってでありました。
 多くの祝福の中でもっとも華やかな王、
 ソロモンはもっとも大きな罪と悲劇を生みだしました。
 イスラエルは分裂し、民は苦難に追いやられました。
 ソロモンの過去のすべての業は禍となってしまいました。 
 このときからイスラエルは今日に至るまで
 同族の争いが絶えない国となりました。
 主よ、聖別された者がみことばに従わない結果は
 いかに恐ろしいものであるかを痛く知らされます。
 み国建設と民の救いのために聖別された
 私たちの使命がいかに大きいかをも痛切に教えられます。
 主よ、私たちが恐れるべきことはみことばに従わないことで、
 これがすべての禍の原因であることを忘れず従う者となりますように。
 エペソ4:17~24 を思いつつ祈ります。

「わたしが命じるすべてのことにあなたが聞き従い、
 わたしの道に歩み、わたしのしもべダビデが行ったように、
 わたしのおきてと命令とを守って、
 わたしの見る目にかなうことを行うなら、
 わたしはあなたとともにおり、
 わたしがダビデのために建てたように、
 長く続く家をあなたのために立て、
 イスラエルをあなたに与えよう。」
 列一11:38

「愛の泉」第10号 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一10章

2012年01月13日

「ソロモン王は、その豊かさに相応したものを
 シェバの女王に与えたが、それ以外にも、
 彼女が求めた物は何でもその望みのままに与えた。
 彼女は、家来たちを連れて、自分の国へ戻って行った。」
 列一10:1

 この箇所を次のように書きかえたい思いです。
 「ソロモン王は、神の豊かな恵みと愛をシェバの女王に教え、
 神のみこころに従って、彼女にみことばを与えた。
 彼女は、真理をたずさえて自分の国へ戻って行った」と。
 神が与えたソロモンの知恵に驚いた彼女でありますから、
 ソロモンが伝える神のみことばを受け入れたはずなのです。
 けれども、ソロモンは宮殿と食物、列席した家来と従者、
 彼らの仕える態度とその服装、
 そして献酌官と主の宮でささげた全焼のいけにえに感動させても、
 神のみことばが彼女の中に与えられた感動はありませんでした。
 しかし、主よ私たちも目に見えるものを誇りたがり、
 また目に見えないものより、目に見えるものに
 もっと感動を覚える愚かな者です。
 第二コリント4:18 を思いつつ切に祈ります。
 常に今は、見えないけれど永遠に続く
 み国に目を注ぎ、伝える者となりますように。

「私たちは、見えるものにではなく、
 見えないものにこそ目を留めます。
 見えるものは一時的であり、
 見えないものはいつまでも続くからです。」
第二コリ4:18

「愛の泉」第10巻 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一9章

2012年01月12日

「しかし、ヒラムがツロからやって来て、
 ソロモンが彼に与えた町々を見たが、それは彼の気にいらなかった。
 それで彼は、『兄弟よ。あなたが私に下さった
 この町々は、いったい何ですか』と言った。
 そのため、これらの町々はカブルの地と呼ばれた。」
 列一9:12~13

 ソロモンは神の宮と王の宮を建てるために協力して、
 資材をささげたヒラムに礼として
 ガリラヤの地の町、二十を与えました。なんという思い間違いでしょう。
 神の宮と王の宮殿の建設は、みな民のためであります。
 建物は捨てることをしても、
 民はひとりとて異邦人に渡してはならないのです。
 このことは気に入らなかったと記されているヒラムだけでなく、
 神のみこころにも決してかなうことではありません。
 しかしソロモンだけでなく、私たちもこのような過ちをよく犯すのです。
 ひとりの魂は、天地をもっても代えられませんのに、
 救霊のために励む主の器たちの労を物質で計算し、
 評価する罪を犯しやすいのです。
 たとえ生涯をたったひとつの魂のために尽くした伝道者であっても、
 その労はどんな物質報償でもたりないものであることを
 忘れないように助けてください。
 人より、物質や華やかな建物を重んじる愚かな者とならないように、
 助けてください。マルコ13:1~2 にある主のみこころを思いつつ祈ります。

「すると、イエスは彼に言われた。
 『この大きな建物を見ているのですか。石がくずされずに、
 積まれたまま残ることは決してありません。』」 
マルコ13:2

「愛の泉」第10号 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一8章

2012年01月11日

「それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。
 実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。
 まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです。」
 列一8:27

 全工程を終えて宮の建設を成し遂げたソロモンは、
 全会衆の前で、主の祭壇の前に立ち祈りました。
 この祈りが彼の生涯で変わることがなかったら、
 イスラエルの民はどんなに祝福されたことでしょう。
 ソロモンの子孫の分裂があるはずがなく、
 全地に栄え、神のみ旨を成し遂げることができたはずなのです。
 いと高き天も、入れることのできない栄光の神の宮を
 建てるために選ばれたイスラエルの町はなお栄え、
 神の栄光を全地にあらわしたことでしょう。
 主よ、私たちの祈りがこの世の旅路を終え、
 み国に至るまで、聖いものとなりますように。
 いと高き方に捧げたはずの祈りをいつの間にか、
 人間本位のものに変えてしまう、罪を犯さないように助けてください。
 そのために祈ります。私たちの祈りは、ただ主を仰ぎ、
 主のみこころにかなうものとしてください。
 そして、自分は栄えながら、その子孫を分裂させ、
 捕囚の身となる原因をつくったソロモンの過ちがありませんように。
 ヘブル2:1~4 を思いつつ祈ります。

「ですから、私たちは聞いたことを、
 ますますしっかり心に留めて、
 押し流されないようにしなければなりません。」
ヘブル2:1

「愛の泉」第10号 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一7章

2012年01月10日

「ソロモンは自分の宮殿を建て、
 十三年かかって宮殿全部を完成した。」
 列一7:1

 神の宮を建てたときの倍に近い歳月をつくして、
 ソロモンは自分の宮殿を建てました。
 このぜいたくきわまる宮殿が彼に大きな過ちを犯させました。
 この広い宮殿は、彼の情欲を満たすため、七百人の王妃と妻、
 三百人のそばめを住まわせました。
 七年続いた工事で疲れているはずの民に、
 また過酷な十三年のなお激しい労働を強要したソロモン。
 彼は知恵と悟りはあっても情欲に勝つ力と、
 民に対して愛と憐みに欠けた王でありました。
 主よ、野の草花を見つめつつ
 教えてくださったみことばを覚え、感謝いたします。
 「栄華を窮めたソロモンでさえ、
 このような花の一つほどにも着飾っていませんでした」。
 この力強いみ教えによって、
 ソロモンの宮殿を羨むことをせず、み国を待ち望み、
 今は旅人である立場を悟り、
 世の富をちりのように思える恵みを感謝いたします。
 マタイ6:25~34 を思いつつ祈ります。
 旅路には旅の間、必要なものだけあればよいという事実を
 忘れないように、いつもみことばに従う者としてください。

「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
 そうすれば、それに加えて、
 これらのものはすべて与えられます。」 
マタイ6:33

「愛の泉」第10号 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一6章

2012年01月04日

「第十一年目のブルの月、すなわち第八の月に、
 神殿のすべての部分が、その明細どおりに完成した。
 これを建てるのに七年かかった。」 
列一6:38

 主の宮のすべての部分が設計どおり完成するまで、
 七年を要したと記されている、みことばを思いつつ感謝いたします。
 それは神の、あまりにも長い忍耐を思わされるからです。
 神は私たちを再び、神が共に住みたもう尊い宮としてあがない、
 立ててくださるために忍耐を重ね、みわざをすすめておられます。
 その忍耐と愛によって、
 今も御国建設がすすめられていることを感謝いたします。
 ソロモンが七年を要して建てた宮は、
 人が目を見はるほど美しいものであるならば、
 神が数知れない歳月をかけて私たちのためにすすめられている
 みわざはどんなにうるわしいものでしょう。
 おお、主よ。切に祈ります。
 みこころが天になるごとく、私たちの中にもなり、
 すみやかに御国が来ますように。
 そのために私たちもソロモンに優る忠実をもって、
 御国建設のために尽くすことができますように。
 この世の悪しきものは消えうせ、やがて来るべき美しい御国を思いつつ、
 第二ペテロ3:8~14 のみことばに感謝し祈ります。

「悪から遠ざかって善を行い、
 平和を求めてこれを追い求めよ。
 主の目は義人の上に注がれ、
 主の耳は彼らの祈りに傾けられる。」
 第二ペテロ3:11~12

「愛の泉」第10号 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一5章

2012年01月03日

「あなたがご存じのように、私の父ダビデは、
 彼の回りからいつも戦いをいどまれていたため、
 主が彼らを私の足の裏の下に置かれるまで、彼の神、
 主の名のために宮を建てることができませんでした。」
 列一5:3

 ダビデは多くの血を流したゆえに、
 神の宮を建てることを許されませんでした。
 神の家は平和と愛が溢れるところ、
 それは、いのちを絶大な価値に置いて尊ぶところであるからです。
 このことは私たちクリスチャンに尊い事実を悟らせてくださいます。
 神の霊が住みたもう尊い宮として
 聖別された私たちの中に、いのちを傷つけることは
 決して許されないことを・・・・。
 ダビデに宮を建てることを許されなかったように、
 私たちも主と共に住まうことは許されないことを教えてくださいます。
 主よ、私たちの中に愛と平和だけが溢れますように。
 そのためには、どんな人でも、天の父は御子に代えられるほど、
 尊いいのちの持ち主であることを忘れませんように助けてください。
 ダビデもソロモンも、
 ツロの王ヒラムに助けられていることを通しても尊いことを教えられます。
 たとえ異邦の人であっても、尊い役割に生かされていることを知り、
 その魂のため祈る心を与えてください。
 第一ペテロ2:9~12 を思いつつ節に祈ります。

「愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。
 旅人であり寄留者であるあなたがたは、
 たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。」
 第一ペテロ2:11

「愛の泉」第10号 1986年10月発行
   

今日の聖書箇所・列王記第一4章

2011年12月31日

「神は、ソロモンに非常に豊かな知恵と英知と、
 海辺の砂浜のように広い心とを与えられた。」
 列一4:29

 ソロモンの華々しい繁栄と諸国の人々に慕われる人格と知恵は、
 神が与えてくださった悟りと広い心によると記されています。
 ほんとうに羨ましいほどの祝福です。
 しかし、私たちは主イエス・キリストにあって、
 ソロモンに優る悟りと知恵が与えられています。
 十字架のみことばは神の力であり、
 どんな悟りにも知恵にも優る広い心を十字架は与えてくださいます。
 たとえ敵であろうとも、彼をあわれみ、その罪を代わりに背負って、
 救いを神に求めるほどの無限なる愛の心を・・・・。
 また十字架は、私たちに無限なる栄光と富を、
 また永遠に繁栄する国を回復させてくださいました。
 しかし、このことに悟ること鈍く、狭い世界にある心の
 クリスチャンであった私たちを赦してください。
 第一コリント人への手紙1章18~25節のみことばを知りつつも
 十字架のみことばに熱き感謝と感激もなく、
 尊い祝福である知恵と悟り、また広い心を頑なな狭い思いのために、
 受け入れることのできなかった罪を赦してください。

「しかし、ユダヤ人であってもギリシャ人であっても、
 召された者にとっては、キリストは神の力、神の知恵なのです。
 なぜなら、神の愚かさは人よりも賢く、
 神の弱さは人よりも強いからです。」
 第一コリント1:24~25

「愛の泉」第10号 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一3章

2011年12月22日

「善悪を判断してあなたの民をさばくために
 聞き分ける心をしもべに与えてください。
 さもなければ、だれに、このおびただしいあなたの民を
 さばくことができるでしょうか。」
 列一3:9

 ソロモンは父ダビデの命令に従順でありました。
 その心はまた、父なる神に対しても表れています。
 彼は自分の力で王国を得たのではなく、
 父のダビデの代わりに神が与えてくださり、
 また民を自分の力で治められるのではなく、
 神のみ助けによるのであることをわきまえていました。
 実に知恵を求める者は、知恵ある者であることを教えられます。
 またみことばを求めることが
 知恵のはじまりであることを教えられるのです。
 主よ。私たちもみことばに従い、
 みこころに聞く知恵者となりますように。
 そのためにソロモンのように、父に頼って生きるべき、
 子どもである自分を自覚できますように助けてください。
 そして日常生活の中でおこる出来事、
 事件を正しく判断して行えますように助けてください。
 マタイ7:24~27 のみことばに立つ、
 賢い人になりますように切に祈ります。

「あなたの神、主の戒めを守り、
 モーセの律法に書かれているとおりに、
 主のおきてと、命令と、定めと、さとしとを守って
 主の道を歩まなければならない。
 あなたが何をしても、どこへ行っても、栄えるためである。」 
列一2:3

「愛の泉」第10号 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一2章

2011年12月21日

「ヨアブが主の天幕に逃げて、
 今、祭壇のかたわらにいる、とソロモン王に知らされたとき、
 ソロモンは、『行って、彼を打ちとれ。』と命じて、
 エホヤダの子ベナヤを遣わした。
 列一2:29

 ソロモンの王国は、復讐の血に染められて始まりました。
 ダビデに背いた者は、みな報復されました。
 アドニヤ、ヨアブ、シムイはみな
 ソロモンの家来ベナヤの剣によって殺されました。
 そして国はソロモンの手によって固く立ったと証されています。
 彼らは祭壇の角をつかみ、そのかたわらに隠れて
 いのち拾いをしようとしましたが、
 報復の剣を避けることができず、容赦なくさばかれました。
 しかしわが主キリストは、父なる神に背いた罪人らのために
 いのちをささげてくださいました。
 そして主が背負われた十字架のかたわらに身を寄せれば
 いかなる罪人にも救われる恵みを与えてくださいました。
 おお、天の父よ。み子に罪人を打つ者として遣わされず、
 救い主として遣わされた愛を感謝します。
 またみ子は私たちに、敵を打てと命令されず、
 愛せよと命じられたことを感謝いたします。
 ヨハネ3章16~18節にあふれる無限なる父とみ子の愛に感謝します。

「神は、実にそのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
 それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、
 永遠のいのちを持つためである。」 ヨハネ3:16


「愛の泉」第10号 1986年10月発行  

今日の聖書箇所・列王記第一・1章

2011年12月15日

「彼の父は存命中、
『あなたはどうしてこんなことをするのか』と言って、
 彼のことで心を痛めたことがなかった。」
 列王記第一1:6

 ダビデが年老いて、いよいよ後継者を立てなければならなくなった時、
 アドニヤは高ぶって、自分が父の後を継いで、
 王となるべき者であると言いました。
 このような高ぶりと無礼な人格は、彼が生まれてこのかた、
 一度も叱られたことなく、甘やかされて育ったゆえであるのです。
 ダビデが家庭にあって、いかにみことばを無視した
 無責任な生き方をしていたかを知らされます。
 叱ることを知らない父。それは家長として責任を捨てているのです。
 家族を正しく導くためには叱り、戒めなければなりません。
 家長の権威は、家族を不義から守ることによって固く立つのです。
 家長としての権威が失墜したダビデの家庭は、
 妻と子たちが、それぞれ高ぶり、多くの悲劇を生みだしました。
 おお主よ、ローマ2:1~11 のことばを思いつつ感謝いたします。 
 神の慈愛は不義をさばかれ、
 義を守られるゆえに完全であることを感謝いたします。
 父たちの家長としての権威が、
 みことばによって固く立ちますように、切に祈ります。

「忍耐をもって善を行い、
 栄光と誉れと不滅のものとを求める者には、永遠のいのちを与え、
 党派心を持ち、真理に従わないで不義に従う者には、
 怒りと憤りを下されるのです。」
 ローマ2:7~8

「愛の泉」第10号 1986年10月発行


   

今日の聖書箇所・ローマ人への手紙16章

2011年12月14日

勇気は愛から

「平和の神は、すみやかに、あなたがたの足で
 サタンを踏み砕いてくださいます。
 どうか、私たちの主イエスの恵みが、
 あなたがたとともにありますように。」
 ローマ16:20

 ユダヤ人の律法主義と大胆にたたかい、福音の本質を説き、
 「私の福音とイエス・キリストの宣教によって、
 すなわち、世々にわたって長い間隠されていたが、
 今や現されて・・・」と言い切るパウロは、まさに霊的革命者であり、
 もっとも勇気あるキリストの僕です。
 そして、この勇気は一人の魂をこよなく愛する愛のゆえでした。
 十六章は、一人ひとり名をあげながら、
 同労者、また信徒たちにあいさつを送っています。
 パウロのこの愛が、同労者に、パウロのためならば、
 自分の首さえも差し出して、喜ぶほどの者とさせたのです。
 彼らのために、いのちを惜しまず福音を伝えたパウロの愛が
 彼がまたいのちをかけて、愛する者とさせたのです。
 信仰の力、宣教のための活力は、ここにあるのです。
 主よ、自分はこの愛におらず、他人にはこの愛を求めていた
 間違いをおわびいたします。
 パウロのごとく、いのちをもって、
 一人ひとりを愛する者となりますように。
 ここに真の勇気と力の泉があって、霊的革命を成就する
 福音の使徒の場に立てることを忘れませんように。
 罪人のためにいのちを捨てられた
 力と愛の主に委ねつつ、切に祈ります。

「愛の泉」第4巻第1号 1989年1月発行  

今日の聖書箇所・ローマ人への手紙15章

2011年12月13日

異邦人のために

「私たち力のある者は、力のない人たちの弱さをになうべきです。
 自分を喜ばせるべきではありません。
 私たちはひとりひとり、隣人を喜ばせ、その徳を高め、
 その人の益となるようにすべきなのです。」
 ローマ15:

 ユダヤ人であるパウロが同族のユダヤ人がそしる異邦人のために、
 切なる愛をもってすすめ、慰め励ましています。
 彼が恵みを受けたのは、異邦人のために仕えるためであって、
 神の福音のため、祭司の役をあずかっているのは、
 異邦人を聖霊によってきよめ、
 み旨にかなうささげ物をさせるためであると告白しています。
 彼はエッサイの根であるユダヤ人と
 その中にお生まれになったイエス・キリストは
 異邦人のために、神が遣わされたと言っています。
 キリストは、イスラエルだけのために来られると考え、
 異邦人とは関係ないこととそしっている
 ユダヤ人の狭い信仰の世界をくつがえしたパウロの信仰です。
 主よ、私たちも先に選ばれたのは、私個人のためではなく、
 そしる者のそしりを受けるためであり、
 これが福音の本質であることを忘れませんように。
 それが、ユダヤ人のように狭い信仰の世界にあって、
 自分の民さえもまともに愛することができなかったことを
 切に悔いつつ祈ります。
 私の心の中にも、異邦の人々を愛する、偽りなき愛が
 あふれますように、主のみ名によって祈ります。

「愛の泉」第4巻第1号 1989年1月発行  

今日の聖書箇所・ローマ人への手紙14章

2011年12月12日

弱い者のために

「私たちの中でだれひとりとして、自分のために生きている者はなく、
 また自分のために死ぬ者もありません。
 もし生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、
 主のために死ぬのです。ですから、生きるにしても、
 死ぬにしても、私たちは主のものです。」
 ローマ14:7~8

 パウロは弱い者ためにも切に語っています。
 信仰の熱心と強さをもっている人の犯しやすいあやまちは、
 弱い者の意見をさばくことです。
 何かにつけみことばを剣として、兄弟を批判する罪を犯しやすいのです。
 食物・儀式、日などを、やかましく問題としてさばくのです。
 食物も、日も、すべて人のために備えられていることを忘れ、
 弱い兄弟をさばき苦しめるのです。
 イエス・キリストを十字架につけた人々も
 神を敬うという人々であり、その信仰の強さを誇る人々でした。
 主よ、兄弟をさばく心を私の中から完全に取り去ってください。
 神は、弱い者であるゆえに、私たちにキリストを与えてくださり、
 キリストによるいのちの力を与えてくださった
 恵みを感謝しつつ祈ります。
 キリストがそうであられたように、弱い者の前では弱い者として、
 強い者の前には、なお強くなるように助けてください。
 弱い者の味方となってくださる
 主イエスのみ名に委ねつつ切に祈ります。

「愛の泉」第4巻第1号 1989年1月発行